キャバクラで働くのをためらってしまう一つの理由で「お酒の作り方がわからない」という
理由が多いこと知っていましたか?
未経験者なら当然、お酒の作り方が分からないですよね。
未経験者にはお店側も丁寧にお酒の作り方を教えてくれますし、専門的な知識などは求められませんので安心してください★
慣れれば簡単! 社会人になっても役立つお酒の作り方講座
お酒の作り方やテーブルマナーは、社会人になっても役に立つ場合があるので覚えておいて損はないです!
今回は、未経験キャバ嬢が最もお客様に作る機会が多いお酒の作り方をご説明します。
席に着いたら何を飲むか尋ねる
お客様の席についたら、何のお酒を飲みたいか聞きます。
フリーやヘルプで入って、すでにお酒が用意されていた際には、まずは聞かないで大丈夫です!
(グラスが空きそうになったら、どのお酒をどんな飲み方で飲んでるか聞きましょう)
ポイントとしては
・何のお酒を飲むか?(焼酎?ブランデー?)
・割り方はどうするか?(水?お茶?)
・アイスは入れるか?(グラスにアイス満タン?半分?)
・濃さは?(濃いめ?薄め?)
などを聞きます!
にこにこ笑顔で聞けば教えてくれますのでご安心くださいね。
まずはゲスト用グラスにアイスを入れる
お店にはキャスト用のレディーグラス(レディグラ)・お客様用のゲストグラスがあります。
グラスが無い時などは、ボーイさんに声をかけてグラスをもらいましょう。
ゲストグラスのほうが若干大きいです。
アイスを入れるといわれたら、ゲストグラスにアイス(氷)を入れマドラーで軽く回します。
回す理由は、グラスを冷やすためです。
グラスにお酒をいれる
グラスにお酒を入れます。このとき、ラベルが上にくるようにしましょう♪
だいたい人差し指と中指をアイスが入ったグラスにあてて、その高さ分のお酒の量を入れれば大丈夫!
※指2本重ねた高さ(2~3cm位)をイメージしてくださいね
お客様に「薄い!」と言われたら、足せばOKです◎
なにでお酒を薄めるかを聞き(割りもの・割り材)混ぜる
ミネラルウォーター(キャバクラ用語で「ミネ」と呼ぶ)か、お茶か、それ以外か・・・とにかく、お客様の希望の割りものをグラスに注ぎます。
※ウーロン杯なら「ウーロン茶」、水割りなら「みず」がここでいう割りものです
注いだら必ず、マドラーで混ぜてください!!
ロックはそのまま氷だけで飲むことなので、なにも入れる必要は無いです!
両手で丁寧に渡す
最後に、両手で丁寧にコースターに置いてください。片手で雑に置いたりするとお客様への印象もよくないです。
これらの工程を「覚えられない~!」と悩んでいても大丈夫です★
お店側に体験入店する際に教えてもらえます。
それでも覚えられなければ、お客様に入店したばかりで分からないことを相談すれば、意外と優しく教えてくださる方もいらっしゃいます♪
また、乾杯するときは、お客様よりグラスを下の位置で乾杯してください。
これは目上の人と乾杯するときのマナーです。社会人になっても知っておいて損はないです。
お酒を作っていくうちに
「グラスが足りない!」
「アイスペール(氷が入ってる小さい鉄バケツみたいなもの)にアイスがない!」
など困ったことがあれば、あたふたせずに元気よく「おねがいしまーす!」と、お店のボーイさん(黒服ともいう)を呼び寄せてください★
必ず、持ってきてくれますし困ったら助けてくれます!
番外編:お客様が飲める人気のお酒も知っておこう!
お客様がキャバクラで飲めるお酒は結構いろいろあります!
キャバ嬢がすべてのお酒を覚える必要は、ありませんので参考程度に知っておくと便利かもしれません♪
・基本的なハウスボトル
基本的にはハウスボトルとして、焼酎・ウイスキー・ブランデーを置いているお店が多いです。ハウスボトルは、何杯飲んでも料金は変わりません。
ですがハウスボトルを飲めるのはお客様だけ!
キャバ嬢がお酒を飲むことができるのは、有料でお客様がお酒を頼んでくださったときですので要注意。
・ボトルの種類
ハウスボトルの種類は、焼酎・ウイスキー・ブランデーなどの種類があります。
焼酎だと、鏡月、吉四六(きっちょむ)、JINRO、黒霧島、いいちこ、神の河などが多く置いてあります。だいたい相場は8,000円~90,000円程度。地域にもよりますが、一番多く出ているのは鏡月です★
ウイスキーだと、ジャックダニエル、響、山崎などなどが多く置いてあります。だいたい相場は12,000円~90,000円程度。
ブランデーだと、カミュ、へネシーなどが多く置いてあります。だいたい相場は120,000円~1,500,000円。ルイ13世、リシャール、トラディションなど高級ブランデーだと価格はかなり高額になっていきます。
どれも水割りかロックで提供する場合が多いです。
そこで、お客様に人気の焼酎・ウイスキーのボトルランキングをご紹介します!
5位 シーバスリーガル
シーバスリーガルは、高級なお店で良く飲まれるウイスキーです。
市場でも、一般的なウイスキーと比較して少し高めの値段設定で置かれていることが多く、お店でも人気があります。
ただ、若いお客様が飲んでいることは少なく、少し年配の方が好んで飲まれているイメージです。
4位 白州 (はくしゅう)
白州は、山崎が品薄になり始めてからは良くハイボール(ウイスキーのソーダ割)につかわれるようになりました。
ハイボールにするとキレがよく、飲みごたえもさっぱりしているので飲みやすく人気です。
市場価格はシーバスリーガルよりも高いのですが
最近のハイボール人気の後押しもあり良く入れられることが多いです。
3位 JINRO (眞露 ジンロ)
「人気」 というと少し語弊があるかもしれませんが、
価格も安く、ウーロン茶や水で割っても味に癖が無いので飲みやすく
ボトルを入れなければいけない店だと 「JINROでいいや」 という声もよく聞きます。
2位 鏡月 (きょうげつ)
こちらもJINROと同じく、どのキャバクラでも置いてある定番商品です。
が、値段がJINROよりも若干安いため、置いてある店舗はこちらのほうが多いです。
お酒にこだわりがないお客様(どんなものでもいい)という人は鏡月を選びますし、
逆に言うと万人に好かれるお酒。という事も言えるかもしれませんね。
1位 吉四六 (きっちょむ)
鏡月やJINROでは物足りない! という方に人気のお酒です。
キャバクラなどでよく飲む方は、お酒が好きな方が多いので、
日本酒のようにさらっとのめる吉四六を飲まれる方をよく見かけます。
値段はJINRO・鏡月の約2倍くらいですが、ボトルキープの棚によく並んでいるのをみかけることでしょう