最初の体入の際にお客様の席に着くときって、不安だらけだし上手く喋れるか心配ですよね・・・でも、大丈夫です◎
テーブルマナーなど最低限のことを覚えていれば、意外と楽しく働けます♪
最初は、誰でも未経験キャバ嬢からのスタートです!
今回は、これからキャバクラに体入(体験入店)しようと思っている女の子向けに、分かりやすくテーブルマナーについてご紹介していきます★
名刺の取り扱いを学ぼう♪
まずは自己紹介で名刺を渡す
キャバ嬢は、フリーなどの新規のお客様の席に着くときに必ず名刺をお客様に渡します。
理由としては、新規のお客様の席には最低でも5人から10人程度のキャバ嬢が席を入れ替わります。
お客様側からしてみればお酒が入った状態で、席に着いたキャバ嬢全員の顔と名前を一致させるのは難しいですよね。
そのため、顔写真などが入った名刺などをお客様に渡すのです。
印象に残るためにも、少し変わった源氏名や特注の名刺を作るキャバ嬢も結構います。
印象に残れば、場内指名をしてもらえたり次の本指名に繋がりやすくなります♪
名刺の渡し方
黒服さん(ボーイとも言う)に、新規のお客様の席に案内されたら笑顔で自分の源氏名を言って名刺を渡しましょう★
名刺を渡すときは、必ず両手で渡しましょうね♡
初めてキャバ嬢として働いた女の子は、最初に名刺を渡すタイミングなど緊張するかと思いますが、笑顔でお客様の目を見て「はじめまして!○○(源氏名)です!よろしくお願いします★」と言って、名刺を渡しましょう!
グラスの上に名刺が置かれる事って?
キャバクラで体験入店をしたり、在籍して働き始めると最初のうちは指名キャバ嬢のヘルプとしてお客様の席に着くことが多いです。
その際、グラスの上にキャバ嬢の名刺が置かれていることをたびたび目にするかと思います。
「邪魔だろうから、取っておいてあげよう!」なんて、グラスの上に置かれている名刺を取らないでくださいね!
グラスの上にキャバ嬢の名刺が置かれているのは、“これは指名のキャバ嬢のグラスだよ~!”っていう目印でもあります。
つまり、今自分がヘルプとして話しているお客様は、どのキャバ嬢を指名しているのかが一目でわかります。
自分を指名してほしいからといって間違っても、そのキャバ嬢の悪口・噂話はしないように!!
自分の指名しているキャバ嬢の悪口を言われたお客様は、絶対に不愉快な気持ちになりますし後々、必ず揉め事になりますからね。
お客様から名刺をもらった場合
キャバクラで飲みに来ているお客様は、非日常体験をして疑似恋愛を楽しんでいる方も多いです。
普段は良いパパとして家族を大事にしている方も息抜きとして、キャバクラに遊びに来る場合もあります。
基本的には、キャバ嬢が名刺を渡したあとお客様から名刺を貰うことはそう多くありません。
ですが、もし、お客様から名刺をもらったら両手で受け取りましょう♪
体験入店やキャバ嬢を始めたばかりで名刺入れを持っていなかったら、なくさないようにバッグやポーチに入れておきましょうね★
そのまま席に放置していったりしないように注意です!
お酒を作れるようになろう♪
名刺を渡した後はお客様とお話をしつつ、お酒をつくっていきます♡
お酒をつくるといっても、ソムリエのように専門的な知識は必要ないのでご安心を!
覚えておきたいのは、お酒を作るにはグラス・アイス(氷)・お酒・ミネ(ミネラルウォーター)などの“ボトルセット”が必要という事だけ◎
ボトルセットって?
キャバクラでは、グラス・アイス(氷)・お酒・ミネ(ミネラルウォーター)などのボトルセットが席にそれぞれ配置されています。
グラス・アイス(氷)・ミネ(ミネラルウォーター)が無くなったときは、黒服さん(ボーイさん)を「おねがいしまーす!」と呼んで、追加でもらうようにしましょう。
ただ、ボトル(ウイスキー・焼酎・ブランデーのビンに入ったボトルのこと)や、お茶などの割り材が無くなった際には、お客様に次はどうするか聞きましょう♪
ドリンクメニューを渡して聞くのも親切です◎
ボトルに手が届かないときは?
キャバクラで働いててよくあるのが「ボトルに手が届かなくてお酒をつくれない!」ということ。
1人や2人程度のお客様の席だったら、ボトルセットを多少ずらして自分が作りやすい位置に移動してもOK★
ただ、テーブルの真ん中に置くのはダメです。テーブルの端に、落ちないように置きましょう♪
1人2人のお客様ではなく5人ぐらいの人数のお客様の席につくと人数も多く、ボトルセットに手が届きづらいこともしばしば。
そんなときは、お店のキャバ嬢同士で協力してお酒を作るのもおすすめ♡
キャバ嬢って怖い女の子が多いんじゃないか・・・と心配している方がいるかもしれませんが、キャバ嬢といっても普通の女の子です★
ボトルに手が届かないときに、取ってくれたりしたら必ず「さっきはボトル取ってくれてありがとうございました♡」とお礼を言いましょう!
それがキッカケに、仲良くなれることもあります♪
応用:水滴のついたグラスは拭く
アイスを入れたグラスは時間がたつと、グラスに水滴がついてきますよね!
ビショビショのグラスなんて、お客様としては不愉快。
水滴が目立ってきたら、自分のハンカチでグラスを拭きましょう♪
ついでにコースターの水も拭いちゃいましょう。
ハンカチは清潔であれば特になんでもOK。
タオルタイプではないほうが、スマートかつ拭きやすいです。
サッとふくだけでお客様に「ありがとう」と言われることがあります。
つい拭くのを忘れがちですが、そういう細かいことができるキャバ嬢はモテます。
お手洗いへのご案内も大事なテーブルマナー
エスコートする
テーブルマナーとは少し違うかもしれませんが、キャバ嬢は、お客様が「お手洗い(トイレ)に行きたい」と言ったら、黒服さん(ボーイさん)を「おねがいしまーす!」と呼んで、お客様をお手洗いまでエスコートしてもらいます。
キャバ嬢がエスコートする必要はありません♡
お客様が席にいない間に、足りなくなったお酒を作ったりグラスの水滴を拭いたりコースターを拭いたりしておくと楽ちんですよ★
おしぼりを渡す
お客様がお席に戻るときは、新しいオシボリを取り出しておいてお客様に渡しましょう★
使い終わったら三角に折ってテーブルの端へ。
タイミングを見計らって、黒服さん(ボーイさん)が片付けてくれます。
テーブルマナーのコツ★
感謝の気持ち
お店に来てくれてありがとう!という感謝の気持ちをもって、お酒を作ったりテーブルを片付けると自然と丁寧な接客になります。
お客様が退店するときも、出口までお見送りして礼をするようにと教わりますが、やはり感謝の気持ちをもって礼をしたほうが気持ちが伝わります♡
来てくれるのが当たり前だと思わず、丁寧に接客したいですね♪
相手の目を見て話す
お酒を作ったりグラスを拭いたり・・・その間は、お客様とお話をしていてくださいね♡
最初は、お酒を作ることだけに集中してしまって上手く話しができないかもしれませんが、そのうち慣れますので大丈夫です◎
お酒を作ったりしている時こそ、頷いたり「ちゃんと話を聞いてるよ!」っていうオーラを出してみましょう★
「話を聞きながらお酒を作ったりするのが難しい!」という方は、自分が話している時にグラスを拭いたりテーブルを片しましょう!
そうすれば、違和感もありませんよ♪
さらにお客様に喜んでもらうために:番外編
タバコの火はキャバ嬢がつける
キャバクラではタバコを吸うお客様も多いです。
お客様がタバコを吸おうとしたときには、ライターをもって火に手を添えてタバコに火を付けます。
ですが、お客様が「火いらないよ」とか「自分でつける」と言ったら、ライターは必要ないです。
灰皿交換は想像以上に頻繁に
灰皿に吸い殻がたくさんたまることがないように、結構頻繁に灰皿を交換します。
交換するまでの本数はお店によって様々ですが、1本交換のお店も普通にあります。
灰が入った灰皿を勢いよく移動させてはいけません。
灰が舞わないようにすることもマナー。
空の灰皿を、灰の入った灰皿の上に乗せてテーブルの隅(アイスペールの近く)に置きます。
ズボンにお酒をこぼしてしまったとき
お酒を頂いて酔ってくると、つい動きも大きくなってグラスを倒してしまうことがあります。
もしお客様のズボンにお酒をこぼしてしまったら、まずはお客様に謝りましょう。
グラスが割れてしまったら、お怪我はないか聞きましょう。
そしてすぐに、黒服さん(ボーイさん)を呼んで「つめしぼ(冷たいおしぼり)」と「かわしぼ(乾いたおしぼり)」をもらいましょう★
テーブルにお酒がこぼれたときや、逆にドレスにお酒をこぼされたときも、つめしぼとかわしぼをもらいましょう。
基本的には、かわしぼ(乾いたおしぼり)で拭いてくださいね。
ベタベタするようだったり最後に手を拭くときは、つめしぼ(冷たいおしぼり)を使いましょう★
こぼされたときも、こぼしたときも、拭くのはキャバ嬢のお仕事です♪
アイスが床に落ちてしまったとき
アイス(氷)は、小さなトングで掴みますからグラスに入れるときに滑りやすいんです。
たまに床に落としてしまうこともあります。
床に落としたまま違う席に移動したりすると、次に席に座るキャバ嬢がアイスに気づかずに足を滑らせてしまうかもしれません!
特にキャバ嬢のヒールはだいたい12センチ以上ありますので、ちょっとしたことでもバランスを崩しやすいです。
アイスが床に落ちてしまったときは拾って、未使用の灰皿にいれましょう。
そしてテーブルの端に置いておきましょう。
そうすれば黒服さん(ボーイさん)が片付けてくれます。
ハカセ子
分からないことはボーイさんに聞けば教えてくれるし、お客様も優しい人が多いからそんなに気にしすぎなくても大丈夫よ♪
キャバ子
相手が喜ぶかも?と思うことをやっていれば問題なさそうですね!考えすぎてました♪